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末永蒼生が20代に制作した短編ドキュメンタリー作品、45年ぶりの上映!

2013年05月02日掲 載

「色彩学校」主宰の末永蒼生が1968年に制作した短編映像2本が、「日本写真の1968」展(東京都写真美術館 5月11日~7月15日)会場において上映されます。アートセラピー活動を行ってきた末永の20代からのアート活動の一端を垣間見られるかもしれません。

 「日本写真の1968」展 (東京都写真美術館) 5月11日~7月15日
   展覧会の詳細はこちらから (PDFが開きます)>> 
   「日本写真の1968」展の公式HP>>

1968-01.JPG

●『幻のブラックフェスティバル』 (11分10秒 白黒)
1968年当時、末永蒼生が主宰していたアングラ集団「告陰」が企画したアートイベントの記録映像。先鋭的なハプニングアートを行う個人やグループが参加、10月後半の約1週間に渡って新宿街頭で展開されたフェスティバルの一部を記録。オープニングとして末永とそのグループが行った街頭でのハプニング行為も収録。

1968-02.JPG

●『国際反戦デー・10月21日・夜・新宿』 (4分20秒 白黒)
上記撮影に引き続き翌日に撮影。アメリカのベトナム戦争に抗議する国際的な反戦デーにおいて、日本各地でも激しい抗議行動が展開された。新宿駅周辺では新左翼をはじめ、市民、群衆数万人が集まり、米軍の燃料タンク列車を新宿駅で阻止しようとする騒ぎとなった。政府によって騒乱罪が適用され700名以上の逮捕者が出た。報道の視点とは異なる群衆の渦の中からの視点で撮影された。


上記2本のフィルムは45年を経てかなり劣化していましたが、この度デジタル化したものです。1968年の新宿という場が、既成のアートと政治を越えようとする叛乱と祝祭の場といってもいいような熱気を生み出していた、その臨場感が刻まれています。荒削りな映像構成ですが、取材対象として視られがちな側が、逆に視る側としてカメラを回した独自のアングルからの記録映像です。
私にとって、この時代の表現活動は、近年、被災地などで実施しているアートセラピーにおける、即興的スタイルの原点でもあるともいえます。
あたかも、「3.11」以後の状況が45年前のフィルムを引き寄せたかのような巡り合わせで上映の運びとなりました。ぜひご覧下さい。 
(2013年5月 末永蒼生)

SUENAGA, Tamio : 60年代、「視覚」「告陰」など美術集団を結成。絵画、ハプニング、映像など多岐に渡る表現活動を行う。傍ら色彩心理の研究に基づくアートセラピーを実践、現在、講座「色彩学校」主宰。


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