ハート&カラー Blogひろば » おたのしみ!アートランド通信 » 今月の天才(2月)「創作画材でコーディネート」


今月の天才(2月)「創作画材でコーディネート」

2010年02月10日掲 載

 今月の天才(2月)「創作画材でコーディネート」

「子どものアトリエ・アートランド」では、常備されている共有の画材の他に、月に一度「個人画材」としてひとり一人の子どもたちに「創作画材」が提供されます。

画材.jpg

例えば、1月の「創作画材」は「繭玉、餅玉、タケヒゴ、キラキラ粘土」のセット。
小正月の飾りを意識していますが、小正月の飾りを作る「キット」ではありません。この素材を使って子どもたちは何を作ってもOK。カウンセラーたちは頭をひねって10種類くらいのサンプルを作りますが、子どもたちにはかないません!毎回カウンセラーの頭では思いつかない素晴らしいオリジナル作品が生まれます。
今回ご紹介するKちゃんの作品も、「創作画材」を使った素晴らしい作品です。

今月の天才は、キンダーAクラスのKちゃん。Kちゃんは今月で9才になる小学校3年生の女の子。毎月変わる「創作画材」が大好きです!
作品.jpg
キラキラ粘土を使った粘土絵は、「おうち」を表現したもの。まるで虹のようで、家で過ごすのが楽しみなのかな?と想像できます。家の周りにはカラフルな餅玉がたくさん飾られています。このモチーフは家の外で遊ぶお友達とKちゃんかもしれません。
実は、Kちゃんは2年生の途中で今の家に引っ越してきました。前に通っていた小学校では毎日宿題に追われお友達と遊ぶこともままならなかったそうです。学校の方針に疑問を感じたKちゃん一家は悩んだ末、今の家に引っ越しをして転校しました。
転校したKちゃんはお友達もたくさんでき、毎日楽しく学校へ通っています。放課後もお友達と約束をして遊べるようになりました。最近はKちゃんの「おうち」の前で長縄をするのがブーム。その楽しい気持ちを創作画材を使って表現したのではないでしょうか。
転校前にはぐちゃぐちゃ遊びや形にならない創作が多かったKちゃんですが、最近は創作画材の色々な素材を組み合わせ、コーディネートする作品が増えてきました。


「創作画材」は子どもたちに新しい発見や発想をもたらします。そして違う素材を組み合わせていくコーディネート能力も養います。毎回の「創作画材」は「触感・色・形」の子どもたちの能力の3要素をバランスよく伸ばせるよう、組み立てられています。
「創作画材」をアトリエに組み入れることで、自由な創作を充分に楽みながら、新しい素材にも意欲的に取り組み、与えられた課題を自分なりにコーディネートする力を身につけることができます。
Kちゃんは、毎日のお友達との関わりも、上手にコーディネートしているのだろうなということが、この楽しそうな作品を通じて伝わってくるように思います。
アトリエでの創作を通じて、人間関係のコーディネート感覚も養っていけるといいですね。

(「子どものアトリエ・アートランド」本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)



■前の投稿: 弊社サイトの改ざんに関するお詫び
■次の投稿: 今月の天才(2月)「スーパー北斗7両編成」


ハート&カラーがおすすめする末永蒼生の書籍