子どものアトリエ「アートランドBlogひろば」 » 末永蒼生の子育てQ&A » 2013年7月号 【末永蒼生の子育てQ&A】


2013年7月号 【末永蒼生の子育てQ&A】

2013年07月10日掲 載

Q 水彩絵の具は家の中で使われると部屋が汚れるのであまりやらせたくありません。でも、子どもの発達に何か意味があるのであれば教えてください。

A:
●子どもの発達を育む画材の効果 その3「水彩絵の具」
子どもの絵の研究が進み、じつは水彩絵の具は何より「触感画材」としての効果があることが分かってきています。一言でいえば、大切な子どもの触感を育てる画材ということです。たかが画材の話しなんですが、画材をどう体験させるかということが単に絵の能力を高めるだけではなく、時には子どもの感情や性格形成にまで影響するということなんです。
もともと幼稚園でも小学校でも美術の時間は、子どもの情緒的な側面を豊かに育てることが目的でした。水彩絵の具の使い方を身につける最初のレッスンは、まず素手で触れ、指で絵を描くことから始めます。その理由は肌を通して水彩絵の具の感触を知り、絵の具の柔らかさ、硬さ、色と色の混じり具合を体で会得していきます。この体験によって、筆先だけで色を使うのとは比較にならないほど、水彩絵の具の性質をマスターします。

●水彩絵の具は、子どもを幸せにする
指で絵を描いている時の子どもたちは本当に幸せそうな表情をしているものです。さらにスキンシップ効果も手伝って気持ちが落ち着きますし、絵に対する向上心もどんどん高まります。このようなメンタルと能力の一石二鳥の効果があるので、今では多くの幼稚園や保育園で「フィンガーペインティング=指絵」が積極的に取入れられています。実際、「子どものアトリエ・アートランド」でも水彩絵の具を思い切り体験した子どもほど、親御さんの子育てが楽になっていきます。
お家でも、お子さんがご機嫌斜めの時には言葉でなだめる代わりに、水彩絵の具を出してあげてください。ビニールシートさえ敷けば部屋は汚れません。きっと、いい笑顔が戻ってくることでしょう。

enogu.jpg

 

水彩絵の具は何より「触感画材」
としての効果がある!

★ オススメ画材情報 ★
     ↓
     ↓ 
     ↓
     ↓

末永蒼生監修
 H&Cオリジナル水彩絵の具セット 税込
9,800円
 長年の色彩心理の研究から考案された水彩絵の具セット。
 それぞれの色のもつ効果や意味が解説されています。
お買い求めは、ハート&カラーのオンラインショップから>> 



■前の投稿: 今月の天才~2013年7月~
■次の投稿: 2013年8月号 【末永蒼生の子育てQ&A】


ハート&カラーがおすすめする末永蒼生の書籍