おたのしみ!アートランド通信

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今月の天才(2月)「スーパー北斗7両編成」

2010年03月01日掲 載

 今月の天才(2月)
     「全部ひとりで作ったよ!~スーパー北斗7両編成」

今月の天才は、おやこ1クラスのM君(6才)。平面の画用紙を立体的な電車に仕上げた作品です。

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全長2メートル。1両ごとに細部までこだわって作りました!

M君は、電車が大好き!アトリエのおやこクラスでは、パパと一緒にいつも電車作り。今日も、「この間、パパと一緒に旅行した時に乗った、あこがれの『スーパー北斗7両編成』をパパと一緒に作るんだ!」と、はりきってアトリエにやって来ました。
けれど、この日は半年に1度の「交流会」の日。「今日はパパはお話しの会に出るから、M君ひとりでアトリエに入る日なんだよ。」とのカウンセラーの言葉に一瞬、動きが止まりました。でも「うん。」とうなずき、カウンセラーと一緒にアトリエに入っていきました。
実は、今までM君は、パパやママと離れてひとりでアトリエに入ったことはないのです。
それでも、創作を始めると、カウンセラーの手伝いなどいらない・・・と言わんばかりの集中ぶり!4両目まで作った後、「ふーっ・・・」とため息をつき、少し疲れた様子でしたが、カウンセラーが「あと3両だね。がんばって!」と言葉をかけると気合を入れ直し、再び黙々と作り始めました。7両全部仕上がった時には、カウンセラーも一緒に「やったー!」と大喜び!
パパも出来上がった作品をみて、しかも、それを全てひとりで作ったと聞き、「ひとりで作れるんだぁ!」と驚いていました。実は、ずっとパパと一緒に作ることで、M君はちゃんと作り方をマスターしていたんです。
いつもは最後の顔写真の撮影が嫌いなM君ですが、今日は自信満々の笑顔でピース!もうすぐ小学1年生!自信をもって学校に行けるね!
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 宇佐田 典子)

今月の天才(2月)「創作画材でコーディネート」

2010年02月10日掲 載

 今月の天才(2月)「創作画材でコーディネート」

「子どものアトリエ・アートランド」では、常備されている共有の画材の他に、月に一度「個人画材」としてひとり一人の子どもたちに「創作画材」が提供されます。

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例えば、1月の「創作画材」は「繭玉、餅玉、タケヒゴ、キラキラ粘土」のセット。
小正月の飾りを意識していますが、小正月の飾りを作る「キット」ではありません。この素材を使って子どもたちは何を作ってもOK。カウンセラーたちは頭をひねって10種類くらいのサンプルを作りますが、子どもたちにはかないません!毎回カウンセラーの頭では思いつかない素晴らしいオリジナル作品が生まれます。
今回ご紹介するKちゃんの作品も、「創作画材」を使った素晴らしい作品です。

今月の天才は、キンダーAクラスのKちゃん。Kちゃんは今月で9才になる小学校3年生の女の子。毎月変わる「創作画材」が大好きです!
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キラキラ粘土を使った粘土絵は、「おうち」を表現したもの。まるで虹のようで、家で過ごすのが楽しみなのかな?と想像できます。家の周りにはカラフルな餅玉がたくさん飾られています。このモチーフは家の外で遊ぶお友達とKちゃんかもしれません。
実は、Kちゃんは2年生の途中で今の家に引っ越してきました。前に通っていた小学校では毎日宿題に追われお友達と遊ぶこともままならなかったそうです。学校の方針に疑問を感じたKちゃん一家は悩んだ末、今の家に引っ越しをして転校しました。
転校したKちゃんはお友達もたくさんでき、毎日楽しく学校へ通っています。放課後もお友達と約束をして遊べるようになりました。最近はKちゃんの「おうち」の前で長縄をするのがブーム。その楽しい気持ちを創作画材を使って表現したのではないでしょうか。
転校前にはぐちゃぐちゃ遊びや形にならない創作が多かったKちゃんですが、最近は創作画材の色々な素材を組み合わせ、コーディネートする作品が増えてきました。


「創作画材」は子どもたちに新しい発見や発想をもたらします。そして違う素材を組み合わせていくコーディネート能力も養います。毎回の「創作画材」は「触感・色・形」の子どもたちの能力の3要素をバランスよく伸ばせるよう、組み立てられています。
「創作画材」をアトリエに組み入れることで、自由な創作を充分に楽みながら、新しい素材にも意欲的に取り組み、与えられた課題を自分なりにコーディネートする力を身につけることができます。
Kちゃんは、毎日のお友達との関わりも、上手にコーディネートしているのだろうなということが、この楽しそうな作品を通じて伝わってくるように思います。
アトリエでの創作を通じて、人間関係のコーディネート感覚も養っていけるといいですね。

(「子どものアトリエ・アートランド」本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)

ジュニアクラスの紹介!

2010年01月18日掲 載

 「ジュニアクラスの紹介!」

新年明けましておめでとうございます!
今年も子どもたちと共にたくさんの創作を広げていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ジュニアクラスは9日の土曜日から始動しました。
新年を迎えて、どこか晴れやかな顔で次々に子どもたちがやってきます。

この日は特別画材として竹がありました。さっそく男の子たちが手に取り、物色し始めます。アトリエの子どもたちは、新しい画材にとても敏感です。

「すげー!本物の竹だ!」
「穴開けられるかな?」
「流しそうめんみたいの作ろう!」

画材を自分の手で触ることで、色・かたち・匂い・触感・重さなどから創作意欲が掻き立てられてきたようです!
S君が竹に穴をあけ始めました。


T君 「僕も手伝うよ、お手伝い1号!」
興味を持ったT君が声をかけ、創作に加わりました。
S君 「奥まで穴開けるの大変だな~…」
A君 「どれ?やってあげるよ。」
A君 「ほんとだ、手が痛くなる。」
R君 「これ使ってみたら?」

S君 「先生も手伝って!手伝ってくれた人はそうめん食べれるよ。働かざる者食うべからず!」

こんな会話と共に創作が広がっていくのはジュニアクラスならでは。
自分が出来ることに勧んで取り組んだり指示を仰いだりするうちに、S君はついに「社長」と呼ばれ皆に指示を飛ばしていました。アトリエの中にも小さな社会が築かれているんですね。

小さい頃からキンダークラスで創作の楽しさを充分に味わってきたジュニアクラスの子どもたち。一人ひとりが創作の喜びを感じているからこそ、他者の作品に対する理解や共感を身につけているようです。


「次回は流しそうめん大会だっ!」
(「子どものアトリエ・アートランド」本部アトリエカウンセラー 大森 紗希子)

今月の天才(1月) 「すごろく」

2009年12月27日掲 載

 今月の天才(1月)「すごろく~コミュニケーションの広がり」

今月の天才は、キンダーBクラスのY君(7才)「すごろく」です。
「お友達と遊ぶの楽しいね!」コミュニケーション力の広がりが感じられる作品です。
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幼稚園の頃からアトリエに通ってきているY君は、今年から小学校に入ったぴかぴかの1年生。Y君はゲームを作るのが大好き。「お友達と一緒に遊びたい!」という気持ちが作品にあふれています。子どもたちがゲームを作るときは、自分以外の誰かとコミュニケーションを取り、一緒に楽しむことを想定していることが多いようです。

<春: ゲームシリーズ>

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2009年5月

2009年6月

Y君はアトリエで「僕だってできるもん!」と、他の子の作品が気になったり、負けん気を出したり、なかなか自分の創作に集中できない様子でした。出来上がった作品も、道を通り抜けることができない、ゴールにたどりつけないゲームばかり…。学校でも休み時間一人で過ごすなど友だちとうまく関われない様子でした。きっと入学したばかりの学校への不安な気持ちが作品に表れていたのだと思います。

<秋: 迷路、算数>

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2009年11月

さて秋に入ると、「迷路」もかなり複雑な形になりました。たどっていくと、ちゃんとゴールできるようになっています!
「算数が得意だよ」「僕ってこんなこともできるようになった、すごいでしょ!」と得意分野も見つかり、自信を持てるようになってきたのが伝わってくる作品。アトリエでも集中して創作に取り組み、周りの子のことなど気にせず自分の世界に没頭している姿はまるで職人さんのようでした。子どもたちは好きなことが見つかり、それを探求していくことで集中力がつき、できることをどんどんと増やしていくのですね。それが自分への自信となるのだと思います。

<2009年12月:すごろく>


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2009年6月

2009年12月

そして、2009年締めくくりの作品となったのが今回の天才で取り上げた「すごろく」。
小学校の先生から「休み時間は元気にお友達と遊んでいますよ」とのお話があったり、学校以外でもお友達と約束して遊びに行ったりと、お母様が見ていても楽しく小学校で過ごすY君の姿が見られました。作品を見比べて見ると、半年で随分とすっきりした「道」が出来ています。これなら誰とでもゲームが楽しめますね!この分かり易さからもコミュニケーション能力の高さを感じます。友だちが楽しいと思えることで楽しさも倍増する。そんな思いやりや優しさも創作を通して育まれるのです。

アトリエでは、一人ひとりの子どものその時抱えている成長課題を作品からキャッチし、のびのびとその子らしさをその子の速度に合わせて育むサポートをしています。
2010年アトリエで、子どもたちの新たなる成長に出逢えることが、楽しみです。
皆さん、良いお年をお迎えください。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 佐久本恵)

第5回 「色彩deトークサロン」 ~夫婦の関係性~

2009年12月21日掲 載

 第5回 「色彩deトークサロン」 ~夫婦の関係性~

「色彩deトークサロン」は、毎月第3金曜日の午前中。
アトリエに来ているお子さんの養育者の方たちと「もっと子育てのこと、自分のことを語り合おう!」と、今年の5月から始まったサロンです。毎回、違うカウンセラーがナビゲーターとなり、色々なテーマで、参加者とともに色彩ワークとおしゃべりを楽しんでいます。
今回で5回目を数えましたが、リピーターもあり、回を重ねるごとに充実感も増しているように感じています。

5回目の今回、ナビゲーターに指名された私が掲げたテーマは「夫婦の関係性」。私がこのテーマを選んだのは、今19歳になる息子が幼稚園の時に描いた絵を見直してみたことがきっかけでした。

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真ん中にいる子どもが、必死に手を伸ばして、落ちそうなつり橋を繋ぎとめています。まるで、その頃の私たち夫婦の関係性をそのままあらわしているかのようでした。私は息子のことを心配していると思っていたのに、息子の方が私たち夫婦のことを心配していたのです。夫婦の関係って、夫婦2人だけの問題ではなく、子どももとっても心配しているんですよね。

今回は、参加者の皆さんと、今の「夫婦の関係性・状況」をぬり絵に表現しながら、大いに語り合いました。

  参加者の皆さんのぬり絵表現
     ~夫婦の関係性を色で表現する~
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このぬり絵を見ただけでも感じられるように、夫婦の在り方や価値観はさまざまでした。
参加者の皆さんそれぞれ、自分たち夫婦の関係を見つめることで、本当の自分の気持ちに出会うきっかけになったようです。

<参加者のアンケートより>
・色々な夫婦の形があるなぁと面白く、また参考になりました。
・人の意見や考えを聞いて、反省したり、これでいいんだと安心したりという時間でした。主人にもやってほしいと思いました。
・ いろんな夫婦の形があっていいのだ思いました。「自分で選んだ生き方をしていれば中身は腐らない」と言っていた末永先生の言葉がすごく心に入ってきました。
・ カウンセリングに行こうかと思うくらい考え込んだこともあったのですが、色々な話を聞き、色々考えることができ、楽しい時間でした。

(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 浅川 晶子)

今月の天才(12月) 「海の生き物たち」

2009年12月01日掲 載

  今月の天才(12月)「海の生き物たち」

今月の天才は、キンダーA2クラスのRくん(5才)。
今回ご紹介する作品は「海の生き物たち」。サメやイカが、粘土で生き生きと作られています。
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青いサメには「1人で大丈夫」という自立心が、白いイカにはすがすがしい前向きな気持ちが表現されているように思えます。そしてなにより、この堂々とした作品全体から、R君の自信が感じられます。お家で図鑑などをしっかり観察してきたのでしょう。アトリエでは、何も見ずに迷うことなくどんどん作っていきました。上から見た構図になっているので、視点が広がり徐々に客観性が芽生えてきたことが伺えます。

R君には、4歳上にお兄ちゃんがいます。お兄ちゃんは2歳になる前からアトリエに通っていたので、R君も生まれたときから、お兄ちゃんと一緒にアトリエに来ていました。でも、R君は幼稚園に入園しても、アトリエの待合でお母さんと一緒にぬり絵をしたり、アトリエには興味がない様子。年中さんになってから入会はしたものの、しばらくはお母さんから離れられず、アトリエの隅っこでお母さんと一緒に創作をしていました。
なかなかお母さんから離れられない状況に、「どうして・・・」とお母さんも悩みそうなところですが、R君のお母さんは、そんなR君をしっかりと受け止めてくださいました。
お母さんと離れることはできなくても、R君には「作りたいもの」がはっきりしていて、アトリエに来る時は、いつも自分の作りたいものを決めてきて、すぐに創作に取りかかり、イメージ通りの作品を仕上げていました。
R君は、お母さんに見守られ、やがて、自分のペースでお母さんと離れてアトリエに入れるようになりました。

この「海の生き物たち」には、「もう1人でだいじょうぶだよ。」というR君の気持ちが表現されているように思います。

子どもがお母さんから離れられない時、「お兄ちゃんはできたのに」とか「他の子はみんなひとりでできるのに」と、ついつい周りと比べてしまいがちですが、アトリエでは子どもたち一人一人がもっているその子だけの時間割を大切に、それぞれのお子さんの成長を養育者の方と一緒に見守っていきたいと思っています。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)

お父さんと一緒が楽しい「おやこクラス」

2009年11月24日掲 載

  お父さんと一緒が楽しい「おやこクラス」

「子どものアトリエ・アートランド」には、月に1回(第3日曜日)の「おやこクラス」があります。「おやこクラス」はアートランドのオプションアトリエ。お母さんからなかなか離れることが出来ない子どもたち向けに作られたクラスです。
しかし、最近は 『お父さんお母さんもアートを通してセラピー体験が出来る。おやこで一緒に創作をすることで、普段気付かなかったお互いの姿に出会ったり、新しい発見や楽しみを共有することでき、絆を深められる。』 といった理由で、大人気のクラスでもあります!
「おやこクラス」は全部で3クラスあるのですが、午前の「おやこ1クラス」は父子クラスなの?と思うほど、お父さんたちの参加が多いクラス。
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3歳のK君は、パパの体にめいっぱい絵の具をつけて大喜び。ママだとちょっと遠慮してしまうけれど、パパなら思いっきり出来るようです。
いつぐちゃぐちゃになってもOK!とアトリエ専用Tシャツを着てアトリエにのぞむお父さん。散々やってきたぐちゃぐちゃ遊びは卒業し、子どもと一緒に木工創作に励んでいるお父さん。電車が大好きな子どものために、ずっと一緒に電車を作り続けるお父さん。少し離れたところであたたかく見守るお父さん・・・。たくさんの素敵なお父さん達が大活躍しているクラスなのです。
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普段はお仕事が忙しいお父さん達は、日曜日のこのアトリエの時間に、めいっぱい子どもと創作を楽しんでいます。
そんなお父さん達と子ども達の笑顔を見ていると、一緒に過ごす時間は少なくても絆はしっかり結ばれているなぁ・・・と感じられ、私も幸せな気分にさせていただいています。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 宇佐田 典子)

今月の天才(11月) 「原始時代の人間の生活」

2009年10月30日掲 載

 今月の天才(11月) 「原始時代の人間の生活」

今月の天才は、キンダーC2クラスのEちゃん(10才)。
ご紹介するのは、原始時代の人々の生活を粘土でリアルに表現した作品です。

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お母さんに抱かれる赤ちゃん(上写真右)。狩りで獲った大型動物(右下写真)。その肉を火で焼いている様子(上写真中央)。そして黒い十字架のお墓(写真左)・・・。電気もなく道具も乏しい原始時代に、みんなで力を合わせて生きていく人間の本来の姿やたくましさが生き生きと伝わってきますね。
Eちゃんが原始時代に興味をもったのは、学校の調べ学習の宿題がきっかけです。自分で調べたり考えたりしたことをまとめる作業は大変ですが、諦めずに最後までやり遂げるようになったとお母様もとても感心されています。

Eちゃんは、以前1年近くに渡り、“ポケモン”や“しゅごキャラ”など大好きなキャラクターを粘土で繰り返し作っていました。
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その頃のEちゃんは、もしかしたらキャラクターを自分自身に重ねていたのかもしれません。物語の中で色々なことを体験し、実生活での対応を繰り返しシュミレーションしていたようにも感じられます。また、毎回最後まで仕上げた達成感から「自分1人でできる。大丈夫。」という自信も生まれ、着実に自立心も促されてきたようです。

そして、キャラクターの想像の世界からリアルな世界へと創作が変化しました。自分の中で物語をたくさん体験し内面が豊かに育まれた子どもたちは、周りとも深く関わろうとする社会性、コミュニケーション能力が高まる。Eちゃんの変化は、そのことを改めて教えてくれた気がします。

最近は、とても落ち着いて創作に集中しているEちゃん。今度はどんな創作を表現してくれるのか楽しみです。
(子どものアトリエアートランド 本部アトリエ カウンセラー 浅川晶子)

今月の天才(10月)「アトリエのパティシェ☆」

2009年10月02日掲 載

  今月の天才(10月) 「アトリエのパティシエ☆」

吹く風に秋を感じるようになりました。芸術の秋、食欲の秋、スイーツもおいしい季節です!
さて、このおいしいスイーツを作るパティシエは、子どもたちが憧れる職業の一つ。
アトリエでも、粘土などを使ってのスイーツ作りは大人気。
今月は、最近とくに頭角を現してきたアトリエの天才パティシエ、キンダーA2クラスのKちゃん(9歳)のケーキをご紹介します。
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ピンクの微妙な色合いは粘土を混色して作ってあります。クリームはホイップ粘土も使用。ビーズやボタン、スパンコールでトッピング。とてもカラフルなケーキです。

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ロールケーキは中までしっかり
出来ています。

 

 

作ったケーキをお手製の棚に
きれいにディスプレイ!

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子どもたちが自分の作りたいものを、自分で選んで作ることを、アトリエでは一番大切にしています。

Kちゃんは、自分で作ったケーキを見てもらえるように綺麗に並べたくなりました。その気持ちから、棚を作って陳列。
自分が好きで作ったからこそ、できたら嬉しいし、みんなに見せたい。そして、次はもっともっと上手に作りたくなります。だから自分の好きなものを好きなように創作するとき、どんどん能力が伸びていきます。
スイーツをよ~く見る「観察力」、粘土で工夫して作る「造形力」、棚を作って見せる「展開力」「コミュニケーション能力」・・・。そして、「できた!」という「達成感」を積み重ねる事。
それが子どもたちを大きく成長させてくれます。
(子どものアトリエアートランド 本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)

おとなのアトリエより ~コラージュ~

2009年09月17日掲 載

  おとなのアトリエ「ステップクラス」より
      ~コラージュ表現~

おとなの方のための自由創作の場「アートランド・ステップクラス」担当カウンセラーの岡崎美香です。
ステップクラスは、心ゆくまで創作を通し自分と向き合う空間。
今回は、そんなステップクラスに参加されているHさんの作品をご紹介します。

画集を見て模写したくなったというピカソのコラージュ作品「バイオリンと楽譜」(1912年)。
家族が病気にかかり、緊迫した状態が続いていたHさん。この作品に取り組み始めたのは、ちょうど少し落ち着いた頃でした。そして、実物に限りなく近づくよう細部にこだわり、5ヶ月もの時間をかけて完成させました。

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3月

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 4月

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5月

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6月

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7月完成

“コラージュ”とはもともと、フランス語の「糊による貼り付け」の意味。絵画においては、それまでの美術界における既成の価値観を壊し、新たな手法を手探りする中でピカソも試みた表現方法のひとつ。心理的側面から考えると、今までの自分のあり方や現状を打ち壊し、もう一度新たに構築するという「自己再生」の気持ちと結びつく表現方法ではないでしょうか。
そう考えると、何回もの工程を経て完成したコラージュには、Hさんの気持ちの変化や再生への強い思いが無意識に込められていたのかもしれません。
(子どものアトリエアートランド 青山本部アトリエ ステップクラスカウンセラー 岡崎美香)

★アートランド・ステップクラスのご案内★

OPENから1年が経ったステップクラス。この9月からは、よりご利用しやすいように、入会金などのシステムをリニューアルしました。ご興味のある方は、ぜひ一度、体験してみてください!

●日程: 毎月第4土曜日13:00~15:00 (8月はお休みです)
●月謝: 6,000円
 ※お休みの時は、(株)ハート&カラー主催の「カラーワークショップコレクション」に振替可
●入会金: 10,000円
●年会費: 12,000円
 ※年会費には、半年ごとの作品振り返りファイル・個人カウンセリングなどが含まれます

★まずは体験してみよう!
1回に限り体験参加できます。体験費は6,000円。
ぬり絵ブック「しあわせぬり絵セラピー」プレゼント。
(「子どものアトリエ・アートランド」会員養育者の方および「アート&セラピー色彩心理協会」会員の方は、体験費が半額3,000円です)

詳しい資料のご請求、お問い合わせは青山本部アトリエ事務局まで
Tel 03-3470-2089

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「バイオリンと楽譜」
 ピカソ 1912年



今月の天才(9月) 「武将」

2009年08月28日掲 載

 今月の天才(9月) 「武将」

今月の天才は、ジュニアAクラスのM君(13才)。
M君はアトリエに通いはじめて6年半。中学生になった現在もジュニアクラスで創作を続けています。
今回はM君ギャラリーと題し、最近2年間キャンパスに描き続けている「武将シリーズ」をご紹介します。

 ★ M君ギャラリー 「武将」 ★ 

織田信長、徳川家康、前田利家・・・歴史を飾る武将たちをアトリエで描き続けて2年。
武将が身にまとう兜や鎧。
本物に忠実に、そして誠実に、その色の深みや濃淡 質感の違いにこだわりながら、しっかりと絵の具を塗りこめていく。
背景には、その人物が生きた歴史からM君が感じる「色」が映しだされる。
好きなこと、興味のあることを突き詰めて創られたキャンバスの上の世界。
M君とその武将が、時空を越えて向き合っている、静かで凛とした時間がそこにある。

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(子どものアトリエアートランド 青山本部アトリエ カウンセラー 三井安由子)


 

今月の天才(8月) 「抽象画の巨匠」

2009年08月07日掲 載

  今月の天才(8月) 「抽象画の巨匠」

今月の天才は、キンダーA2クラスのT君(11才)。
T君はアトリエの抽象画の巨匠。今回は、T君ギャラリーと称して、3年間の作品を振り返ってみたいと思います。

 ★ T君ギャラリー ★

T君がアトリエに入会したのは9歳の秋。アトリエでは毎回必ずイーゼルに向かっています。
Tくんが描くのはいつも抽象画。
3年間の作品を振り返ってみると、はっきりした色彩を使っている時期もあれば、淡い色彩の時期もあります。丸いモチーフや、渦巻きモチーフ、迷路のような構図があったり、その時々で特徴は色々です。
T君はそれぞれの絵に色々な気持ちをこめているのではないでしょうか。

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2007年秋(入会したばかり)の作品
この頃は「雑巾」を使って絵を描いていました。
綺麗な色を塗ってそれを雑巾で拭いていくのです。

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2008年1月

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2008年2月

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2008年11月

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2009年3月

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2009年5月

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2009年6月

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2009年7月の作品
水彩で描き、その上にモザイクを
貼り付けています。

白い紙、キャンバスは、だれにも邪魔をされない、誰にも迷惑をかけない「自由な世界」です。
嬉しいとき、悲しいとき、イライラするとき、モヤモヤするとき、どんな時でも、どんな気持ちでも受け止めてくれます。


毎回のアトリエで「自分の心を表現すること」を実践しているT君。
複雑に織り成される自分の気持ちをまとめていく方法を身につけながら、大人への階段を着実に登っているように感じます。

(子どものアトリエアートランド 本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)


 

 

 


今月の天才(7月) 「帆を立ち上げ出発進行!!」

2009年06月27日掲 載

 今月の天才(7月) 「帆を立ち上げ出発進行!!」

今月の天才は、キンダーBクラスのK君(6才)。
子どもたちがステップアップするとき、2階建て、3階建ての家や、エレベーターなど高さのあるものを作ったりすることがあります。今回ご紹介する作品は、なんと2階建ての海賊船。
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この日アトリエに来たK君は、廃材BOXからお菓子の容器を見つけると、「半分に切り、2階建ての海賊船にしよう!」と、イメージを拡げていきました。これまでは周りのお友達のやっていることを見てから創作していたのに、今日はちょっと違うぞ、とカウンセラーも注目。

2階建てにするには、どうしよう…
「そうだ!割り箸をセロテープで留めればいいんだ!」と考えたK君。「きちんと2階建てにしたいから押さえておいて」とカウンセラーのサポートを求めます。そして、しっかりと4隅を固定。
「しっかり建てたけど、でも倒れちゃう…」
『軽いから転ぶんだよ』とY君から声がかかりました。
「そっか、どうしたらいいかな?」と、Y君に相談。コミュニケーションが生まれます。
『粘土、積めたらどう?』
「そうだね!そうする!」
K君は柔軟に人の意見を取り入れることで、作品に安定感が生まれました。
「1階から2階へはしごかけたい」「大きな帆を立てたい」
K君の気持ちと同じように、上へ上へと伸びる作品。
「船は海に浮かんで動くんだ」と、色水で海をつくり船を浮かべました。
観察力、応用力、発展性…。作品を作ることでK君の能力がどんどん発揮されます。

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すごいね~!一緒に魚釣りする!?

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しっかり浮かんだ帆船、出発進行!
アトリエの他の子も、「すごいね~」と周りに集まってきます。
達成感がK君の自信につながり、更にステップアップする気持ちが2階建ての海賊船にも表れています。

4月に小学校へ入学したK君、先月までは新しい環境の中で、不安な毎日を過ごしていたようです。けれど、6月に入って、変化がみられました。「小学校楽しいよ!」とお家で話してみたり、お友達とも約束して遊びに出かけたり。
これから、海賊船に乗ったK君の大航海が始まります!

(子どものアトリエアートランド 本部アトリエ カウンセラー 佐久本恵)

今月の天才(6月) 「大好きなキャラクターたち」

2009年06月01日掲 載

 今月の天才(6月) 「大好きなキャラクターたち」

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今月の天才は、キンダーC2クラスのS君(5才)。
Sくんは、これまでにも絵本や図鑑、DVDで見たお気に入りのものを次々と創作しています。恐竜シリーズ、魚や動物シリーズ、スパイダーマン・・・。
そして、今の流行りは宇宙シリーズ。特にウルトラQや惑星に夢中です。
あるときは正義の味方!あるときは手強い悪者!
Sくん自身が彼の作品の主人公になって、うれしそうに物語を話してくれます。

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ご紹介した作品は、一回のアトリエの時間で、大好きなキャラクターを画用紙に描いただけでなく、さらに粘土でも創ったもの。
平面だけでなく立体として全体を捉える素晴らしい造形力や構成力、観察力がつき、同時に豊かな発想力やユニークな世界観がどんどん育まれているのが感じられます。
いつも大好きなものの創作に没頭しているSくん。次は何を表現してくれるのか楽しみです。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 浅川晶子)

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アトリエの卒業に寄せて・・・

2009年05月29日掲 載

  「アトリエの卒業に寄せて・・・」

今回は、13年間通ったアトリエを先日卒業した手塚琢朗君(19才)をご紹介します。手塚君は1996年春小学校入学と同時にアトリエに入会しました。現在は物理学を専攻する大学2年生。大学生になってからも通い続けたアトリエですが、大学の授業が忙しくなり、この春卒業することになりました。

そんな彼から卒業にあたり寄せられたメッセージです。
「もしアトリエに行っていなければ、ここまで工作に力をいれることはなかったと思います。また、工作を通して、物理に関する興味も増し、今の進路に落ち着いたので、アトリエでの経験は僕に対してとても大きな影響を与えました。」

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「ビー玉転がしゲーム」シリーズの1つ
(アトリエ卒業間近の作品)

アトリエでの創作を通して、自分の興味を追求し、理想を現実に近づける方法を着実に身につけていった手塚くん。彼の歴代の作品と成長の記録を少しだけご紹介します。

小さい頃からTVゲームが大好きな彼は、バーチャルだけでは物足らず、アトリエでは実際に遊べるものを作る創作が多く見られました。TVなどで見た工作のしかけを自分で考えて再現。その観察力の鋭さ、想像力の豊かさに、小学校低学年の頃から驚かされました。

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<小学校2年生の頃の作品>
この頃は「すごろく」に凝っていました。
平面の上での手塚くんの冒険が始まります!
構成力、想像力が光ってます。

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<小学3年生の頃の作品>
紙工作の「ビー玉転がしゲーム」
彼がこれから熱中する「ビー玉転がしゲーム」の原点。
カラフルな色からも、物事に熱中しているワクワク感が
伝わってきます。
「すごろく」の2次元の世界が、3次元(立体)へ。
思考力を反映するような形の感覚、
豊かな感情表現につながる色の感覚の
両面が大きく飛躍しています!

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<小学校5年生の頃の作品>
木工で「ビー玉転がしゲーム」
この次期以降、色がなくなり、形や構造を追求する時期に入ります。
自分の世界を見つけ、好きなことに取り組む集中力。
考えを形にするまであきらめずにとことん追求する力。
彼の作品の完成度はどんどんレベルアップしていきます。

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<高校生の頃の作品>
釘など金具は一切使わず、木工ボンドのみで組み立て、仕上がりの美しさにもこだわっている作品。
小さい頃からの立体裁断的なスタイルを崩さず、最後まで設計図は作りません。ビー玉の動きを左右する微妙な力学的数式は、彼の頭の中に描かれていました。

自分の好きな事を探求することで、自分の世界をしっかり築いた手塚君は、早い段階から自己確立ができたのだと思います。手塚くんが自分の世界を大切に育むことができたのは、好きな事を思う存分出来るようご家族が見守っていたからこそではないでしょうか。
アトリエという自分の居場所を持てたこと、そして周囲から尊重されてきたことが、彼のゆるぎない自信、決して感情的にはなることなく常にゆったりとしたものごし、そして、他の人への心遣いを忘れないやさしさにつながっているように思います。
そして、その作品からは、ただ単にビー玉の動きが面白いというだけでなく、人としての美しさをそのフォルムに感じずにはいられません。
(子どものアトリエアートランド青山本部アトリエ カウンセラー 三井安由子)

今月の天才(5月) 「日本の子どもとフィリピンの子ども」

2009年05月01日掲 載

 今月の天才(5月) 「日本の子どもとフィリピンの子ども」

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今月の天才は、キンダーC2クラスのHちゃん(11才)。
Hちゃんの学校では、フィリピンの子ども達に里子献金を行っています。先日、Hちゃんは、学校の代表として、そのフィリピンのお友達に会いに行ってきました。

この作品は、帰ってきた直後のアトリエで作ったもの。創作画材“鏡絵本(トリック絵本)”を使って、2つの世界を表現しました。
左は、学校に行きたくても生活のため働かなくてはいけないフィリピンの子ども。右は、眠たいから学校に行きたくないな・・・と思っているHちゃんかもしれない日本の子ども。
Hちゃんはこの旅行でいろんな事を感じたり考えたりして、一段と成長したようです。
他人を思いやる優しい心。
自分のまわりの世界で起きている現実をよく見て捉えようとする社会性。
そして、それがどういうことなのかを考える力がしっかり育っているのが伝わってきます。

“世界では幸せな人も不幸な人も、鏡の世界ようにお互いを映し出しているんだ”というこの作品からのメッセージは、大人の私たちにとっても考えさせられる作品でした。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 浅川晶子)

 

男の子の強さって?

2009年04月20日掲 載

 「男の子の強さって?」

4月は入学、進級の時期です。
新しい学校、新しいクラスに慣れないこの時期は、やはり子ども達も緊張しているのでしょう。
アトリエでも、絵の具のぐちゃぐちゃ遊びをしたり、ひたすら粘土をこねたりという創作をする子も目立ちます。触感を充分使った創作をして気持ちをリラックスさせているのではないでしょうか。

そんな中、粘土で爆弾や剣や鉄砲を作り、戦いごっこをはじめる男の子たちがいます。

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←赤は火の爆弾、青は水の爆弾、
  黄は卵の爆弾、黒は何にも負けない爆弾だそうです。

新しい環境で友達の様子をうかがい、「なめられてたまるか!」「僕は強いんだぞ!」とアピールしているようにも見えます。
誰だって、新しい環境には緊張するし、うまくやっていきたいと思うのでしょうが、男の子って、特に自分を強く見せたいのかなぁ・・・。
学校のクラスではどんな顔してお友達と関わっているのかな・・・、頑張っているんだろうな・・・、などと思いをめぐらせる今日この頃です。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 宇佐田 典子)


今月の天才(4月) 「春-桜の木」

2009年04月01日掲 載

 今月の天才(4月) 「春-桜の木」

今月の天才は、キンダーBクラスのMyちゃん(11才)&Meちゃん(7才)姉妹です。

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子どものアトリエでは、月に1回いつものアトリエには用意していない画材を子どもたちに提案する“創作画材の日”があります。2月の創作画材は、天然素材の“コルクシート”。手にとると、柔らかくあたたかな手触りで、気持ち良い画材です。
そして、これは創作画材“コルクシート”を使い、姉妹で仲良く共同製作した“桜の木”。あたたかな気持ちが花咲く作品です。
とっても仲良し姉妹のMyちゃん&Meちゃんは、『2人で一緒に大きなものを作ろう!』と何やらコソコソと秘密の相談をしながらコルクシートをいじっていました。
やる気満々で試行錯誤している最中に、2人の力が入りすぎてしまい『ビリビリッ~!!!』とコルクシートが破れちゃったのです。
「やる気なくしちゃうのかな」とカウンセラー達が思い、見守っていると…
『あっ!そうだ!これを画用紙に貼って絵を描こうよ(姉)』
『いいね~(妹)』 
…と、出来たのがこの『桜の木』。
破れて壊れたものは、使えないもの、失敗…ではなく、
「破れちゃったけど、どーする?」
「じゃあこんな使い方もできるんじゃない!」
と、柔軟な発想、物を大切にする心、新しい形への再生。
失敗しても、そこから芽吹く命があるんだと、この桜の木が教えてくれている気がします。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 佐久本 恵)

今月の天才(3月) 「カエルの王様」

2009年03月24日掲 載

 今月の天才(3月) 「カエルの王様」

「子どものアトリエ・アートランド」には、ピカソやゴッホも顔負けの天才たちがいっぱい!
今月から「子どものアトリエ・アートランド」の天才とその作品を毎月一人ずつご紹介していきます。

カエル7月.jpg カエル5月.jpg

第1回目の天才は、ジュニアクラスのB君。
B君は、アトリエに通ってなんと10年!
学校や家庭で作る作品とは一味違う個性的な創作表現を続けてきました。緻密な作業に時間をかけてじっくり取り組むB君の作品には、生まれもったセンスのよさも加わり、今では、物語の中から抜け出したような独自の世界がうまれました。
今回ご紹介するのは、シリーズで作り続けた「カエル」のモチーフ。
カエルは両生類であり、変化して成長していく生き物。未来へつなぐもの、変貌への期待の現れであったりします。
美しく装飾された「カエルの王さま」は彼自身。この春アトリエを卒業する彼は、新しい未来に向かってたくさんの夢や可能性を胸に抱き、大きくジャンプしようとしているのでしょう。
(子どものアトリエアートランド青山本部アトリエ カウンセラー 三井安由子)

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交流会

2009年02月28日掲 載

 「交流会」

2月は、青山本部アトリエの交流会の季節です。
交流会は、アートランドの特徴の一つ。

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半年に一度、クラスごとに、養育者の方たちとクラス担当カウンセラーが一同に会し、子どもたちの成長を確認する場です。
子ども達の半年間の成長を記録した「成長カルテ」と作品の写真を見ながら、クラスの子どもたちの成長をみんなで共有していきます。
アトリエでは、年齢も個性もさまざまな子どもたちが同じクラスで創作しているので、他のお子さんの作品や成長を見たり聞いたりすることで、普段見過ごしていた個性や成長を発見したり・・・
思いがけず、年長の子どもさんの養育者の方から子育てのヒントをいただいたりすることもあります。

また、交流会のもう一つの目玉はぬり絵を使ったミニ色彩ワークショップ。

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キンダークラスの通常のアトリエは子ども達だけの創作の時間ですが、この日は養育者の方も色を使ってリラックス。ワークショップでの語らいは交流会ならではのものです。
色を使うことで心が解放されること実感される方もいらっしゃいます。

私たちカウンセラーにとっては、半年間の写真を見直したり、「成長カルテ」の準備をしたり、大変な時期ではありますが、子どもたち一人ひとりの成長に感動し、アートは子どもの心と能力を成長させると実感を持つことができ、「カウンセラーをやっていてよかった」と本当に思える1ヶ月でもあります。
(子どものアトリエアートランド本部アトリエ カウンセラー 村上ゆか)

糸巻き

2008年12月27日掲 載

 「糸巻き」 

最近、アトリエに来ている小学生の女の子たちがはまっていたのが “ゴッドアイ” 作り。
ネイティブインディアンが祭事の時に使う飾りです。
割り箸などの棒を十字に組んで、好きな毛糸をぐるぐるぐるぐる巻いていきます。
コーディネートも考えて、配色もそれぞれとっても個性的。

そういえば私も小学生の頃、これを作るのにはまって何個も何個も作ったのを覚えています。
毛糸のやさしい触感が好き。そしてぐるぐる巻いていくだけで形になっていくのがうれしかったなぁ。。。

はじめは固く巻くのがむずかしくて、ぐちゃぐちゃになったり、ゆるゆるになったり。
でも、力加減のコツを覚えてくると、きれいなひし形が出来上がります。
ひとつひとつギュッギュと引っ張って結び目を確認しながら、繰り返し繰り返しの作業は、集中力も必要。
それに、積み重ねたものが出来上がる「やった~!」という達成感は、何より自己肯定感にもつながります。
出来上がった“ゴッドアイ”を手にした子どもたちの表情は、キラキラ輝いていました!

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子どもの頃を思い出して、私も“ゴッドアイ”を作ってみました。
集中できるこの作業は、大人の私にとってはストレス発散になりました!



子どもたちは失敗を繰り返しながら、確実に色々なことができるようになります。
この糸巻きが発展して、その次の会には、編み物に挑戦する子や、お人形の洋服を作る子もあらわれました。

また来年、子どもたちはどんな成長を見せてくれるのでしょうか。。。
(子どものアトリエアートランド 本部アトリエ インストラクター 馬目佳世子)

今日を最後に本部アトリエは冬休みに入ります。
今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
           
「子どものアトリエアートランド」スタッフ一同

つながり

2008年11月21日掲 載

  「つながり」

先日アトリエで、Y君が何気なく、木端や筆を次々と並べ、つなげていました。

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ただ、並べる。
これだけで、Y君とお友達との関わりが表現された立派な「作品」です。
ひとつひとつ、丁寧にモチーフをつなげていく様子は、
彼が自己肯定感から周りを認めている、気持ちの広がりに思えます。

並べたい気持ちって、どこから来るのでしょう?

「つながる」って、気持ちがいい。
「つながる」って、嬉しい。
「つながる」って、素敵なこと。

誰かと「つながってる」と感じられるのは、とても安心できることですよね。
それは、自分の安全を確保することが人間にとっての最初の欲求だからです。

自分の気持ちを、こんなにストレートに表現できるなんて…!
子どもたちの創作には本当に驚きます。

Y君の気持ちが溢れた作品に、胸が熱くなりました。

子どものアトリエ「アートランド」本部アトリエ
インストラクター 大森 紗希子

私、羽ばたきます!

2008年11月13日掲 載

 「私、羽ばたきます!」

10月の自由創作の日。

小学校2年生のRちゃんは、最近ヘアバンドから少しだけ髪を出すのがお気に入り。
おしゃれを気にしたり、自分だけの世界もできてきたようで、お母さんにもなかなか自分の事を話してくれない様子・・・そろそろ思春期に入ってきたかな?

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そんなRちゃんが、図鑑を見ながら、粘土を使い黙々と作り上げたのがこの“鶴”です。
図鑑の中では、羽をとじておとなしく立っているような鶴が、Rちゃんの手にかかると、まるで舞台の上で、今まさに飛び立とうとしている鶴になりました。
「どうだ!」と言わんばかりの堂々とした作品に、Rちゃんの自信さえ感じられるようです。
しっかりと立たせるために、2本の足に棒を入れ太くしています。
子ども達が、しっかりと立ち上がる作品を作る時、自分でしっかりと立ち上がりたいという気持ち“自立”のサインである時が多いようです。
また、“鳥”というモチーフは安心できる親の元から、飛び立つ準備が出来た時や飛び立ちたいという気持ちの表れでもあるようです。
Rちゃんのお母様にもその話をしましたら、「ちょっぴり寂しい気もするけれど、今はこの子の自立を大切に見守ってあげなきゃ・・・」とのお答え。

子どもの自立の時というのは、戸惑ってしまう事も多々ありますが、そんな時にも子ども達の作品は多くの事を教えてくれるのです。

子どものアトリエ「アートランド」本部アトリエ
インストラクター 宇佐田典子

秋の土曜の昼下がり

2008年10月24日掲 載

 「秋の土曜の昼下がり」

学校は最近どう?体調は?

夏休みが終わり、少し緊張しながら学校に通う子どもたち。
秋は運動会、遠足、文化祭と行事が目白押しで、この時期、こういった質問に、「う~ん…楽しいけど、ちょっと疲れ気味。」と答えたりします。

そういえば、みんなの顔、少し疲れているかなぁ。
でもそんな時こそ、アトリエの出番!?
自分の好きなことにじっくり取り組み、表現することで、気持ちをほぐしてセラピーしているようです。
キンダークラスのグチャグチャとは違いますが、ジュニアクラスの子どもたちも、長い時間アトリエで自然と習得してきた「自分流の気持ちの発散法」で、自分に元気を与え、いい顔をして帰っていく姿を見ると嬉しくなります。

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かわいいパン屋さん。

彼女は木材を切って陳列棚を作り、粘土で丁寧にパンを細工しました。

おしゃれな感性の光る作品。
様々な表情を持ったパンが棚に楽しそうに並びます。
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食べ物は、私たちに欠かせないエネルギー源。周りの人にも元気になってもらいたい気持ちが伝わってくる作品ですね。
この日の達成感は疲れ気味だった気持ちを明るい色に変え、心のエネルギーが充たされたのだなと感じられました。
人の心の豊かさが人を思いやる気持ちを育てるのですね。


子どものアトリエ「アートランド」青山本部アトリエ
インストラクター 三井安由子

 

色を介して子どもの心に出会う

2008年10月03日掲 載

 「色を介して子どもの心に出会う」

つい先日アトリエで出来た作品をご紹介します。
青空を見上げ、草原で日光浴しているような、清々しい気持ちになる作品です。

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イーゼルに向かって真剣に絵を描く姿が、これまた素敵!

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白い画用紙へ鼻歌まじりに、
絵の具をどんどんのせていきます。
今日は気分がとっても良さそう♪

あっという間に1枚出来上がり
「先生!もう一枚画用紙ちょうだい!」(すごい集中力です)
 続けて2枚目も出来上がり
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同じ子が同じ絵の具を使っても日によって全然色合いが違います。
ちょっと前までは、沢山の色を混ぜてつくる色合いが続いていました。この頃は、学校について行こう、慣れようとがんばっていた時・・・「大変だよ、ストレスいっぱいだよ」と全身を使って表現していました。
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今回使った色を“色彩心理”で、読み解くと・・・
水色「自由な気分」、緑「安心」、黄色「うれしい」、橙「とても楽しい」
・・・Fちゃんの「学校楽しいよ」という気持ちそのもののようです。
キレイな色合いの作品にお母様も感動され、「白い額に入れてお家に飾ります」と。
Fちゃんの喜ぶ顔が目に浮かびます。


子どもたちの作品にはその子の健康状態、家族関係、学校生活などを感じさせる子育てのヒントがいっぱいです。
今度のアトリエは、何色が出てくるかな。

子どものアトリエ「アートランド」青山本部アトリエ
インストラクター 佐久本恵

新しいキャンバス!?

2008年09月17日掲 載

 「新しいキャンバス!?」

夏休みが終わり、アトリエには元気な子ども達が帰ってきました!

インストラクターは、エプロンをリニューアルして(以前のエプロンはあまりに絵の具まみれになってしまったので・・・)、新しい巻きダンボールで壁を覆って(以前のダンボールはあまりにもボロボロになってしまったので・・・)、また新たな気持ちでアトリエにのぞみました。

さて、1時間もすると、元気な子ども達の表現の前に、私の新しいエプロンも、新しい巻きダンボールも、早速キャンバスと化して絵の具まみれに!

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アトリエでは、汚れを気にしないで思いっきり表現できるように、壁一面をダンボールで覆います。

新しくて、綺麗なダンボールの壁は、「どうぞ描いてください!」と子ども達の創作意欲を燃やしたのでしょうね。

大人の目には「せっかく綺麗だったのに・・」と映るかもしれません。
でも、「あんなふうに自分を素直に表現できたら?」と感じる方もいるのでは?
アトリエにいると子ども達のエネルギーと想像力が、この空間の中で思う存分爆発し、新たな創造へとつながっていくのを実感できます。

初秋の季節とはなりましたが、アトリエではまだまだ熱い日々が続きそう・・・
9月からは、新しく元気なインストラクターも2名参加して、私たちも子ども達と一緒にパワーアップしていきます。

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子どものアトリエ「アートランド」青山本部アトリエ
インストラクター 村上ゆか



7月になったばかりの蒸し暑い日のプチクラスの光景

2008年07月11日掲 載

 「7月になったばかりの蒸し暑い日のプチクラスの光景」

プヨプヨのゼリーみたいなフィンガーペイント(指えの具)の上に、2才の男の子がそっとそっと足をのせて・・・。ひんやりして気持よかったのかな。いつの間にか、スケートみたいにスィー、スィー。
転びそうになったら、インストラクターの手をしっかり握ってくれました。
力強くピョンピョン跳ねます。泥んこ遊びみたいに全身で「あー、楽しい!」
そういう五感を楽しむ体験をたくさんした子どもは、大人になっても何かに集中して没頭することの楽しさをずっと覚えています。
プチ年齢では足の裏の触感を通して、バランス感覚や力加減も身についていきます。
(子どものアトリエ「アートランド」 プチAクラス担当 浅川晶子)

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ぐちゃぐちゃも、立派なアートになりました!

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紫の気持ち・・・

2008年06月25日掲 載

  『 紫の気持ち・・・ 』

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子どものアトリエアートランド青山本部アトリエ事務局の村上です。
ブログコーナーがリニューアルということで、アートランドからも日々のアトリエの様子をお届けしていきたいな、と思っています。
最近のアトリエではどこのクラスでも、紫の絵の具が活躍しているように思います。アトリエが終わって、教室を片付けながら「あ、今日も紫だったね。」と、あちこちに飛び散った絵の具を拭き拭き話しています。
紫は、青と赤の混色。いわば青は、静の色、赤は動の色。この対比する2色をぐちゃぐちゃ混ぜていくと紫になります。
子どもたちの心の中で、あふれる情熱のようなエネルギーの赤、なにかを我慢してがんばらなくちゃと内省する青・・・
そんな思いがごちゃまぜになって紫になっているのかもしれません。
7月は半年に1度の交流会。
子どもたちの気持ちを受け止めつつ、半年間を振り返るインストラクターたちの熱い夏が始まります!
(子どものアトリエ「アートランド」青山本部アトリエ事務局 村上ゆか)