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[VOL20 2006.8月]アートランドの子育て講座が始まりました!

2006年08月14日

『ファザーリングって何ですか?』

「子どもの気持ちが分からない…」「しつけと愛情のバランスをどうやってとればいいのでしょう?」と日々の子育てにお母さんたちの悩みはつきません。確かに、お母さんがたった一人で子どもに向き合っていくというのはなかなか大変です。でも、もしお父さんとチームワークが組めれば、勇気百倍。最近は、積極的に子育てに取り組むお父さんたちも増えてきました。仕事も大切ですが、自分の子どもを一人前に育てるということも、愛に満ちた“大事業”なのではないでしょうか。
そこで、アートランドでは「子どもの心に近づく一番の方法はアート!」ということで、新しく「お父さんも・お母さんも楽しめる子育て講座」を開始しました。第一回目の講演のテーマは、最近話題の『ファザーリング(お父さんの子育て)』。今回は、先月、青山こどもの城で開催された講演会の様子について、ご紹介させていただきたいと思います。

子どもが描いた絵に、色をぬってみると…?
参加されたのは、約50人のお父さんとお母さん。まずは、「子どもの気持ちを体験してみる」ということで、白黒で模写した6種類の子どもたちの絵から、気になる一枚を選んで色をぬってもらいました。すると…

papa1.jpg  papa2.jpg

『何も考えずに色をぬるって楽しい。子どもが夢中になって絵を描いているときの気持ちがわかったような気がします。』
『童心に戻って自分の心を見つめることができました。絵を楽しむことに、上手い下手は関係ないということがよくわかりました。』
『息子がクレヨンをぬりたくって楽しんでいる気持ちが分かったような気がします。これからは、子どもの絵を見たときに「こんなの…」ではなく、「素敵だね、きれいだね」と言ってあげたいです。』

…と、みなさん久しぶりのぬり絵を楽しむとともに、子どもたちが“お絵かき”に熱中する気持ちを実感していただけたようです。

子どもの絵は心のメッセージ
後半では、実際に子どもたちが描いた絵とそのエピソードが紹介されました。子どもたちの絵には、驚くほどそのときの心の状態が反映されていて、身を乗り出して話に聞き入るお父さんも…。

pic1.jpg 
・画面いっぱいのお父さんの顔。いつも楽しいお話をしてくれるので、口元が赤で強調されています。
(8歳 男の子)

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・お父さんが出張で、毎日帰ってくる日を数えていた。首の長い鶴の絵からは、“首を長くして待つ心”が感じられます。
(5歳 女の子)

pic3.jpg
・大好きなお相撲の絵。この頃は、パパが育児に協力してくれるようになっていたとき。実は力士の顔がお父さんそっくり!“世界一”の文字は「お父さん大好き」の気持ちの表れ。
(11歳 男の子)

子どものエネルギーを高めるお父さんの存在感
子育てに関わるお父さんの姿はさまざまです。じっくり側にいて世話をするタイプ、少し離れたところから見守って応援するタイプ…。どちらにしても、「かっこいいお父さんが自分を応援してくれている」という“父親の存在感”は、間違いなく子どもたちに伝わっています。お父さんの存在は、子どもの心の成長のための大きな“栄養”になっているのです。
子どもたちは、大人が思っている以上にお父さんのことを気にかけて、お父さんに心のメッセージを送っています。そして、その想いは子どもたちの絵に溢れています。普段は仕事で忙しいお父さんたちにも、「いま、どんなメッセージを送ってくれているのかな?」という目で、ときどき子どもの絵を眺めてみていただけたらと思います。

広がる温かいまなざし
参加された親御さんからは、「子どもを育てるのがますます楽しみになった」「今までの子育てを見直すいい機会になり、子どものことがもっと愛おしくなりました」「子どもが表現するひとつひとつのことをもっと大切に受け止めて、一緒にいる一瞬一瞬をもっと味わおうと思いました」といったご感想をたくさん戴きました。子どもたちを見守る“温かなまなざし”はどんどん広がっているようです。
今後の「お父さんも・お母さんも楽しめる子育て講座」の開催については、ホームページで随時お知らせさせていただきます。ぜひお気軽にご参加下さい!

取材担当:子どものアトリエ・アートランド 樋川祥子

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