[VOL36.2007.2月「色彩楽」カラーワークショップコレクションから]
2007年02月22日
「色彩楽」カラーワークショップコレクションから
レポート~「色彩学校」専任講師 岡崎美香
先日、2月9日にぬり絵ブームの先駆けとなったロングセラー『色彩楽』(大和書房刊)復刊記念のワークショップが行われました。 この日は著者の末永先生自らインストラクターをするということで、楽しみにされていた方が多く、ハート&カラーの教室は大変な熱気。「あなたが選んだぬり絵が教えてくれる、これからの私」 というテーマに沿って『色彩楽』の中から自分でぬりたいものを選ぶところから始まりました。実はどんな絵柄を選ぶかには、“自分自身の心理”が結構反映しているものなのです。そこで当日は、参加者が選んだぬり絵と表現した色からその心模様を読み解いていくという内容でした。
|
まず初めのワークのテーマは『これまでの私』。ちなみに事前に私もやってみたところ、選んだのは「心のドア」という絵柄(図1)で、外に向かうドアのぬり絵。なぜこれを選んだのかを自分なりに考えてみると…、これまでの私は社会に向かって自分のエネルギーをどう出していくのかということを意識してきました。いかに“外面的な充実”を満たすかが心の大部分を占めていたわけです。だから色を見ると、抱えてきた不安で自信のない自分を「グレー」で表しながらも、「赤やオレンジ」の眩しい色の世界へ思い切って飛び出していった自分がいると感じます。 |
|
そして次のワークの『これからの私』というテーマでは、迷わず「孤独な気分」(図2)という絵柄に目がいきました。今までの自分を振り返ったことで、「実は内面が疎かになっていたのではないか…」と感じたからなのかもしれません。やはり“自分自身とじっくり向き合うこと”を大事にしなければ今後の自己成長はないのではないかと、表現を通して見えてきたのです。月の色は寒色系の「青」で、自分自身は落ち着いた「黄緑」。じっくり自分と向き合う気持ちを表現してみたのですが、いかがでしょうか? |
今回、自分自身でぬり絵を選んでぬってみたことで、「選んだ絵柄やその塗る色によって、自分の今の心の在り方が確認できるのだ」と改めて実感した体験でした。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.heart-color.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/164
