フォトブログ005.2007.7月 「スキルアップ講座」を終えて
2007年07月24日
レポート: 「色彩学校」専任講師 大村 朋子
誰でも、自分の感情や考え方の癖はあるもの。例えば、「自分より年上の人に対しては思っていることがなかなか言えない」とか、「いつもきちんとできているかを考えると、夜も眠れなくなってしまう心配性な私」など…。皆さんもそのような経験はありませんか? もし、そんな自分の感情や心理的な傾向に名前をつけるとしたら、どんな名前になるのでしょうか?
6月30日(土)・7月1日(日)に終了したスキルアップ集中講座は、すでにインストラクターとして活動している方も多く受講されました。けれども、単に難しいクライアントの対処法といった「方法論」の修得で終わるのではなく、受講生がクライアントの立場だったら、どんな気持ちで、それはどうしてで、どんな対応が考えられるのだろうか、という徹底的にクライアントの視点にたった自己考察の2日になりました。
講座2日目には、精神科医の渡邊先生をゲスト講師としてお招きしました。先生は主に「人格障害者」を臨床研究とされているのですが、この「人格障害」の傾向にしても、決して他人ごとではなく、自分自身の心の中にも大なり小なりあるものだ思います。
さて、これは私の創作した絵本。先ほどの自分の心理的傾向に名前を付けて表現をしたものです。
私の場合、こころの奥に「みすてられ不安」という、常に物事や状況を「刹那的」に捉える傾向があると思い、その症状に名前を付けました。その原因の一つには、10代に拠り所としていた母の死に対する喪失体験があると思います。しかし、この症状を単に「よくない体験」とするのではなく、その不安症が自分を助けてくれる場合はないかと考えると、例えば「その時一瞬一瞬を大切にしようと思う気持ち」を持つことなどに通じます。そのように考えると全ての経験が、自分になにかしらの意味を与えていると感じずにはいられません。 さて、皆さんの場合はいかがでしょうか。
