東日本支援クレヨンネット

沿革

2012/8/4

アート&セラピー色彩フォーラム'12
「子どもの成長∞おとなの発達」

アートセラピーの現場で実感するのは、子どもであれ、おとなであれ、誰の中にも心を解放し、自己実現に向けて自立していきたいという欲求があるということ。今回は、発達心理学者と家族心理学の研究者・柏木惠子先生をゲストにお迎えし、生涯発達論についてお話しを伺いました。研究者の立場からの国際的なデータに基づくお話しは、非常に説得力があり、これからの活動について新たなヒントを得られる有意義な時間でした。

  アート&セラピー色彩フォーラム'12


2012/4/1

3.11東日本支援クレヨンネット
「子どもの絵が語る心の記憶」展覧会
いわきとNYにて開催

クレヨンネットの活動がはじまって1年目の節目として、いわき市立美術館(福島県)と米ニューヨークの教会の2箇所で、ボランティア活動で描かれた絵の展覧会が開かれました。


●「子どもの絵が語る心の記憶」展覧会──福島県 いわき市立美術館

いわき市立美術館は、震災直後からアートセラピーを通した心のケア活動を実践してくださっている場所です。
4/1からの会期に先駆け、3/25には展覧会とともに末永蒼生のワークショップも開催しました。参加者の方々は、自ら体験し、さらに子どもたちの絵を見ることでアートセラピーの効果を深く感じられたようです。

開期 PartⅠ 2012 年4 月1 日(日)~22 日(日)
PartⅡ 2012 年6 月23 日(日)~7 月8 日(日)
作品点数 48 点



●「子どもの絵が語る心の記憶」展覧会──NY PEACE ART 2012

日本の被災地で描かれた子どもたちの絵が、2012年5月、アメリカ・ニューヨーク「セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂」に展示されました。これは、長年にわたりカンボジアで小児病院の建設などの支援活動を行ってきた「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダー」の企画で、「PEACE ART 2012」の一環として行われたものです。ニューヨークでも、日本の震災や原発事故への関心は高く、展覧会会期中に行われた募金活動で集まったお金はクレヨンネットへ寄付されました。

主催 フレンズ ウィズアウト ア ボーダー
会場 NY セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂
開間 2012 年5 月11 日(金)~ 6 月8 日(金)
作品点数 37 点

  NY PEACE ART 2012 展覧会

いわき市立美術館
いわき市立美術館

撮影:鶴田一恵


NY セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂
NY セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂

撮影:伊与田成美


2011/8/6

アート&セラピー色彩フォーラム'11
「闇を超えて、さまざまな色を奏でる~わたしという価値を創り出せるわたし~」

ゲストは人形劇アーティストとして注目を集めている平常(たいら・じょう)さん。表現力を高めるためのワークショップあり、子ども時代から現在までのヒストリー的なお話しあり、涙あり笑いあり、そしてセラピストとしてのヒントがいっぱい詰まった時間でした。
今年は東日本大震災などもあり、アートセラピーの効果や活動姿勢などをあらためて考えさせられる出来事も多かった年。参加者一人ひとりがそのことについて真剣に感じ、考えた2日間だったようです。

  アート&セラピー色彩フォーラム'11

2011/3/14

「東日本支援クレヨンネット」設立

3月11日に起きた東日本大地震を受け、「アート&セラピー色彩心理協会」では、協会内のボランティア部門「世界子どもクレヨン基金」と連動し、被災者の方への支援の一環として、アートを通したメンタルケアを実施すべく「アート&セラピー協会東日本支援クレヨンネット」を立ち上げました。

  東日本支援クレヨンネット

2010/8/7

アート&セラピー色彩フォーラム'10「社会を動かす私の力~活動現場をつくる、耕す、変えていく~」

2003年に協会ができて7年。「アートセラピーの現場から社会を動かしたい!」という情熱で個々の会員の方々が実践活動の場を広げてきました。今回は“医療”“福祉”“子育て支援”“カウンセリング”の4つの分科会を設定し、それぞれの分野での具体的な活動報告を通し、アートセラピーの新たな可能性について考えました。また、自らの能動性で社会を動かしていく、自立ということについて考えた時間でもありました。

  アート&セラピー色彩フォーラム'10

2009/8/1

アート&セラピー色彩フォーラム'09
「言葉を超えたカウンセリング」

ゲストはストレス性うつ治療の第一人者である精神科医の徳永雄一郎先生。カウンセリングの中でバウムテストなどのビジュアル表現を積極的に取り入れられている徳永先生に、言葉を越えたコミュニケーションの大切さについて語っていただきました。また、色彩セラピーの現場での実践例なども見ながら、絵を通しての無意識との対話について考えた2日間でした。

  アート&セラピー色彩フォーラム'09

2008/8/8

アート&セラピー色彩フォーラム'08
「世界でたった一人の自分を大切にするということ」

怒りの感情の源は、自分を大切にしたいという自尊感情。そんなネガティブな感情を自分らしく生きる力に換えるにはどうしたらいいのか?日本全国で訪問カウンセリングを実践してる家族カウンセラー・中尾英司さんをゲストにお迎えし、2日間にわたって、心の尊厳を取り戻すセラピーについて考えました。

  アート&セラピー色彩フォーラム'08

2007/8/4

アート&セラピー色彩フォーラム'07
「子どものストレス=大人のストレス」

韓国の「色彩学校」からも講師や受講生が来日。「子どものストレス=大人のストレス」をテーマに事例報告やワークショップを共にし、充実した2日間になりました。「色彩学校」ソウル校の代表・白楽善先生からは、心身の問題を抱える子どもたちを対象にしたアトリエ活動についての報告もあり、末永蒼生の「色が語る、ストレス活用の鍵」と題した講演を聞きながら、日韓両国で改めて色彩を使ってできるストレスケアの可能性について考えました。

 
  アート&セラピー色彩フォーラム'07

2006/6/25

アート&セラピー色彩フォーラム'06「セルフケアとしてのぬり絵セラピー」

近年、話題沸騰のぬり絵。子どものように無心に色をぬることが、なぜ大人を生き生き楽しくさせるのでしょう。今回は、20年近くに渡ってぬり絵セラピーを研究、実践してきた末永蒼生とともに、ぬり絵の魅力や効果に新たな光を当ててみました。さらにゲストとして、日頃から「養生」の大切さを説き、東洋医学や各種セラピーを取り入れたトータルなケアをされている内科医の恒川洋先生をお迎えし、医療の分野から「自己表現と健康の関連」についてお話をうかがいました。

  アート&セラピー色彩フォーラム'06

2005/6/19

アート&セラピー色彩フォーラム'05「心をつなぐ色彩のちから」

「心をつなぐ色彩のちから」をテーマに、分科会では子育て支援及び教育現場、福祉施設、看護及び医療分野、また心的外傷を受けた方へのメンタルケアについて、専門家を交えてそれぞれの現場の実状と今後の可能性を話し合いました。また、末永蒼生の講演会「メンタルケアにおける色彩の可能性」では、メンタルケアにおける色彩の持つ独自性や色彩ならではの有効性についての事例を交えた話に、会場からあふれんばかりの参加者の方々もうなづきながら聞き入っていらっしゃいました。

 
  アート&セラピー色彩フォーラム'05

2004/8/7

アート&セラピー色彩フォーラム'04「色・こころ・コミュニケーション」

国境を越えて、世代を越えて」をテーマに、前半は色彩スペシャリストとして活躍中の山内暢子さんと「国境なきアーティストたち」の主宰者のエクトル・シエラさんをゲストにお迎えしたパネルディスカッション。後半は、5人の協会員の方たちの活動の様子をビジュアルを交えて紹介。参加者も熱心に耳を傾けていました。

 
  アート&セラピー色彩フォーラム'04

2004/2/29

東京地区研修会「韓国におけるアートセラピー情報」

2004年1月より韓国の留学生20名近くが来日して講座が開講。その受講生でもあり、韓国で美術による心理相談室を開設しているペク・ナッソン教授らをゲストに、末永とのトークが繰り広げられました。 日韓の子どもたちの絵を読み解いていく興味深い時間でした。

 
  東京地区研修会

2003/9

「アート&セラピー色彩心理協会」設立

設立当初の会員数
実践会員:207名
修了生会員:226名
一般会員(当時は在校生を含む):160名

   

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