« 2006年11月 | 色即是心・TopPageへ戻る | 2007年03月 »

2007年01月15日

性別を越えた“おんな”の魂

2006年の年末、久しぶりに劇団「態変(たいへん)」の舞台を見た。今回は座長の金満里さんのソロ公演。「態変」は障害を持つ人々で結成された劇団で、僕が最初に見たのは20年ほど前だった。今回と同じ「タイニーアリス」という新宿にある小劇場でのその舞台は、僕を打ちのめすほどの衝撃だったことを覚えている。体の自由がきかないまま舞台に運ばれその姿をさらけ出しながらのパフォーマンスは、それまで見たどんな演劇よりも心揺さぶる力に満ちていた。 僕は“追っかけ”になり、何度か金満里さんと話す機会もあった。そこで感じたのは、一言でいうならそれまで見てきた演劇やダンスなどがみな作り物でしかなかったということ。そのジャンルでいうなら、僕が唯一心を真っ新にして観に行きたいと感じる舞踏は、大野一雄の舞台だけだった。大野一雄が踊り出すだけで理由の分からない涙がこみ上げてくるのは不思議だった。そ...
 
Copyright (C) 1999-2005 ハート&カラー Co.Ltd. All Rights Reserved.