桜色は至福への通路―キューティ・ブロンド
ブロンドの美女、エルが元彼の心を取り戻すためにロー・スクールに入学し、そこで悪戦苦闘しながら成長していく様子を描いたラブコメディ「キューティ・ブロンド」。
エルの身につける派手なショッキング・ピンクのファッションには、彼女の素直な愛情表現が垣間見えます。桜色は、燃え上がる赤が明るい光に溶け込む色です。デートでも、ロー・スクールに入学したときも、ハッピーな時は全身ショッキング・ピンクで登場したエル。でも、ロー・スクールで自分を出せずに苦しい日々を過ごしていたときは、薄い桜色のシャツの上に、寒色のジャケットやカーディガンを羽織っていました。しかし、クライアントの弁護のために法廷に立った時、彼女は「自分らしい」いでたち、ショッキング・ピンクのスーツで登場し、みごと勝訴。周囲の偏見やいじわるも、エルの純真な心に触れて和らいでいったのです。桜色が愛を祝福する光として飛び交い、人々の心に宿ったかのようです。愛の輝きとして用いられることの多い桜色。エルにとっての愛は、他人を素直に尊敬して信じる心と、自分に対する自信を最後まで失わずにいた強さなのでしょう。
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