ハート&カラーとは

ハート&カラーが目指すもの

株式会社ハート&カラーは、「心と色」をテーマに、1988年、色彩心理研究家・末永蒼生とプロデューサー・江崎泰子の二人を共同代表として設立されました。その基盤となっているのが、「末永メソッド色彩心理研究所」における色彩心理の研究。
(株)ハート&カラーは、そこで蓄積された研究成果を、社会に役立つ方法として実用化し提供しています。

具体的には、「子どものアトリエ・アートランド」、ならびに講座「色彩学校」の運営と全国展開。行政や企業、個人を対象にしたカラーワークショップやメン タルケア、カウンセリングなどの実施。書籍やデジタルソフトの企画・執筆。色彩心理を応用したカラーデザイン。ボランティア活動……等々。
こうした活動に共通する目的は、色彩表現やアートを通して子どもから高齢者まで、より多くの人の心が元気になること、そして一人ひとりがオリジナルな人生をおくれる豊かな社会が実現することです。

共同代表プロフィール

末永 蒼生 
SUENAGA, Tamio

Photo:ウォン・ウィンツァン

60年代より実験的な美術活動を行い、並行して色彩心理の研究を続ける。子どもの絵から心理を読み解く色彩心理の研究を発展させ、成人にも有効な色彩セラピーの方法を体系化。そのメソッドを伝えるために1988年(株)ハート&カラー(共同代表:江崎泰子)を設立し翌年に「色彩学校」開講。美術館や教育研修などでの色彩ワークショップも行う。

著書『色彩自由自在』や『色彩心理の世界』『答えは子どもの絵の中に』はロングセラー。最新刊に末永蒼生・江崎泰子共著『色から読み解く絵画ー画家たちのアートセラピー』(亜紀書房)。

多摩美術大学非常勤講師などを経て、現在、「国際アートセラピー色彩心理協会」共同代表。NHK「課外授業ようこそ先輩」、NHK「ラジオ深夜便」などに出演。60年代に行ったアートパフォーマンスを記録した短編映画が、近年、内外の公的美術館で上映されている。

末永蒼生の詳しいプロフィール


江崎 泰子 
EZAKI, Yasuko

長年に渡り編集者として雑誌や単行本の企画・制作に携わる。大型インタヴュー集『子供!』はポーランドのヤヌシュ・コルチャック賞受賞 (第1回受賞はミヒャエル・エンデ)。またアートへの関心も高く、ギャラリー運営の経験をもつ。

1988年、末永蒼生とともに(株)ハート&カラーを設立。「色彩学校」の運営や講師を行うかたわら、高齢者ケアを中心としたアートセラピー活動を実践。色彩関係の出版企画、カラーデザインの仕事なども手がける。色彩関連の中でもとくに日本の伝統色に心惹かれ、『源氏物語』の色から江戸の流行色まで、長年に渡り日本の色彩文化を研究。色彩心理の視点を交えた独自の解釈で、その魅力を今に伝えている。末永との共著に『色彩学校へようこそ』(晶文社)、『色彩記憶』(PHP研究所)、編著に『事典・色彩自由自在』(晶文社出版)、最新刊に末永蒼生・江崎泰子共著『色から読み解く絵画ー画家たちのアートセラピー』(亜紀書房)。